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北日本新聞発刊 「ゼロニイ」に「名物ストーリー」が掲載されました。
北日本新聞発刊 「ゼロニイ 2020年4月号」の「名物ストーリー」に、
サクラスイーツの本社工場のチーズケーキについての「スタッフのコラム」が掲載されました。
私は製造部の「カット」を担当しています。カットと言っても、ケーキカットだけではなく、イチヂクジャム作り(黒サブレの)、ゆず煮込み(柚子サブレの)、配送準備までいろんな仕事を任されています。今回はケーキカットについて少しお話させて頂きます。
ケーキカットは、刀の様な長い包丁で17センチケーキを8等分に切っていきます。多いときは、一人で一日に1000カット以上切ります。セロファン巻きの方、箱詰めの方、と連携しながら、「何のケーキを」「何番中」「いつ出すか」、頭で常に計算しながら、みんなの手が止まらないように、プレハブのラックが埋まってしまわないように、ケーキが解けないように、切っていきます。波に乗れると、3人ですごいスピードでどんどんストックしていけます。これは自分でも感動します。
カットを初めて約一年半になりますが、その日の気温と湿度によって毎日ケーキの状態が違いますし、ケーキも一つとして同じものがない。それに合わせて切っていくのは未だに難しいです。ケーキ一つ出来るまでに、シュクレ生地作る方、それを伸す方、シュクレ型作る方、アパレイユ作る方、ケーキ焼く方、型抜きされる方、と多くの方が多くの工程を経ます。最後そのケーキを私がカットします。だから切る時はみんなの思いが詰まったケーキを1カットも無駄には出来ないという緊張感があります。
「カットがキレイ」とお客様に誉めてもらえる事はあまり無いとは思いますが(笑)、キレイなのが当たり前で誰も気づけない(笑)というのを目指しています!サクラスイーツのケーキの美しさ、これからも上げていけるように頑張ります。